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ブラン・ニュー・ヘヴィーズ( The Brand New Heavies )



アルバムリスト
歌手の紹介


ブラン・ニュー・ヘヴィーズ (Brand New Heavies) は、アシッドジャズおよびファンクの音楽グループである。1985年にロンドン郊外のイーリングで結成された。

来歴

ブラン・ニュー・ヘヴィーズは1980年代に、ブラザー・インターナショナル (Brother International) というインストゥルメンタルアシッドジャズグループとして結成された。

彼らは最初のレコード契約の後、ジェームス・ブラウンが彼のシングルのライナーノートで'Minister of New Super Heavy Funk'(新しいスーパーヘビーファンクの大臣)と称されていたことから、ヘビーズという名前を冠し、現在のグループ名となった。 ブラン・ニュー・ヘヴィーズとして、彼らはロンドンのクラブシーンで熱烈な支持を得てからすぐに、クラブのレアグルーヴを受け継ぐアシッドジャズミュージシャンとしてCooltempoレコードと契約することになった。1990年に、Jay Ella RuthをリードボーカルとしてEddie Pillerのアシッドジャズレーベルで初レコーディングを行い、シングル'Got to Give'をCooltempoレコードからリリースしている。

1990年、Acid Jazzレコードと契約し、ブラン・ニュー・ヘヴィーズが決定的な賞賛を得ることとなったアルバムBrand New Heaviesをリリースした。次いで、Chrysalisレコードの一部門と契約すると、アメリカではDelicious Vinylレーベルによって販売されることとなった。そして、Delicious Vinylからメジャーデビューしていたエンディア・ ダヴェンポートがメンバーとして加わり、彼女をボーカルとしたファーストアルバムBrand New Heaviesの再版バージョンがリリースされた。シングル'Dream Come True'、'Never Stop'および'Stay This Way'はヨーロッパおよびアメリカでヒットし、後にMTVのヘビーローテーションを見たDouglas Gayetonによってミュージックビデオが作られた。

ニューヨークでのMCサーチ (元3rd Bass) およびア・トライブ・コールド・クエストのQ-ティップとの共演によって、彼らはヒップホップの要素を取り入れることを思いついた。セカンドアルバムHeavy Rhyme Experience, Vol. 1は、ギャング・スターのグールーおよびファーサイドとのコラボレーションを含み、大きな賞賛を得た。この作品では女性ボーカルの曲は含まれなかった。

1994年、Colin LesterとIan McAndrewのWildlife Entertainmentのマネージメントの下、Brother Sisterをリリースした。そして、エンディア・ ダヴェンポートは彼女のソロアルバム(ブラン・ニュー・ヘヴィーズに加入するために先延ばしにしていた)を完成させるため、しばらくブラン・ニュー・ヘヴィーズのボーカルを抜けることとなる。このアルバムには多くのシングルが含まれている。マリア・マルダーの'真夜中のオアシス (Midnight at the Oasis)' をカバーしたものは、USバージョンのアルバムには含まれず、UKでヒットした。 1997年のアルバムShelterでは、サイーダ・ギャレットがメンバーに加わった。このアルバムには、ジェームス・テイラーのヒット作であるキャロル・キング作曲の'You've Got a Friend'も含まれているが、この曲もまたUSバージョンのアルバムには含まれなかった。このアルバムにはヒットシングル'Sometimes'も含まれている。'Sometimes'のリミックスはQ-ティップがラッパーとして参加している。

2000年、ブラン・ニュー・ヘヴィーズはベストアルバムTrunk Funk - The Best of The Brand New Heaviesをリリースした。このアルバムでは、カーリーン・アンダーソンがいくつかの新しくレコーディングされた曲のボーカルを務めている。2003年には様々なボーカリストを迎えた日本限定アルバムWe Won't Stopを、2004年にはイギリスの歌手ニコール・ルッソをボーカルとして迎えたAllaboutthefunkをリリースした。

2006年4月、ブラン・ニュー・ヘヴィーズは再びエンディア・ ダヴェンポートをボーカルに迎え、以前のDelicious Vinylレーベルへ移籍した。ニューアルバムGet Used to Itは2006年6月27日にスターバックスとCDショップから販売している。このアルバムはニューヨークとロンドンでレコーディングされ、リードシングル'I Don't Know Why (I Love You)' が3月初旬にリリースされた。このシングルは、少ししてからTom Moultonにリミックスを依頼してTom Moultonミックス版がリリースされた。同年、'Jump 'N' Move'が2006年のCGアニメフィーチャー映画ハッピー フィートのサウンドトラックおよび2004'年のゲームNBA Live 2005のサウンドトラックとして使われた。2006年の終わりにはツアーライブを行った。

2009年10月、ブラン・ニュー・ヘヴィーズはライブアルバムLive In Londonをリリースし、2010-2011年に2つのニューアルバムをリリースする計画を発表した。1つ目の'Heavy Rhyme Experience Vol. 2'は1992年の'Heavy Rhyme Experience Vol. 1'の続編となる予定である。Dizzee RascalとRoots Manuvaがこのプロジェクトに参加すると噂されている。2つ目のアルバムは、2006年の'Get Used To It'に続くエンディア・ ダヴェンポートがボーカルのものとなる予定である。これらのアルバムの正式な発売日は未定である。

ディスコグラフィ
スタジオアルバム

1990: The Brand New Heavies
1991: The Brand New Heavies (featuring N'Dea Davenport)
1992: Heavy Rhyme Experience, Vol. 1 (featuring vocals by various hip hop groups and rappers)
1994: Brother Sister (featuring N'Dea Davenport)
1997: Shelter (featuring Siedah Garrett)
2003: We Won't Stop (Japan only release; featuring vocals by Sy Smith)
2004: Allaboutthefunk (featuring Nicole Russo)
2006: Get Used to It (featuring N'Dea Davenport)
2011: Heavy Rhyme Experience Vol. 2 (featuring vocals by various hip hop groups and rappers)
2013: Forward (featuring N'Dea Davenport)

ライブ、リミックス、コンピレーションアルバム

1995: Original Flava
1995: Excursions, Remixes & Rare Grooves
1996: Excursions, Remixes, Rare Grooves And More
1999: Trunk Funk - The Best of The Brand New Heavies (featuring Carleen Anderson)
2002: Acid Jazz Years
2006: The Brand New Heavies: Platinum Collection
2007: Elephantitis - The Funk + House Remixes
2008: Get Used to It - The Tom Moulton Mixes (featuring N'Dea Davenport)
2009: Greatest Hits Live in London (featuring N'Dea Davenport)