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The Kinks( キンクス )



アルバムリスト
歌手の紹介


ザ・キンクス (The Kinks) は、イギリスのロックバンド。1964年に、ロンドン北部のマスウェル・ヒルでレイとデイヴのデイヴィス兄弟によって結成された。アメリカ合衆国ではブリティッシュ・インヴェイジョンのグループの一つとして分類され、当時のロック界に対して重要な影響を与えたバンドとして見なされる。彼らの音楽は幅広いジャンルの音楽に影響を与え、その中にはリズム・アンド・ブルース、ミュージックホール、フォーク、カントリー等が含まれる。レイ・デイヴィス(リードヴォーカル、リズムギター)、デイヴ・デイヴィス(リードギター、ヴォーカル)は32年に及ぶバンドの歴史に於いて一貫してメンバーであった。他のオリジナルメンバーはピート・クウェイフ(ベース、ヴォーカル)とミック・エイヴォリー(ドラムス、パーカッション)である。ジョン・ダルトンが1969年にクウェイフに代わって加入、ボブ・ヘンリットがエイヴォリーに代わって1984年に加入した。ダルトンは1978年に脱退、代わってジム・ロッドフォードが加入した。ニッキー・ホプキンスは1960年代中盤のスタジオセッションに参加している。後に様々なキーボード奏者が参加したが、その中ではジョン・ゴスリング、イアン・ギボンズがフルタイムメンバーとして参加した。

キンクスの最初のヒット曲は1964年のサードシングル、レイ作曲の「ユー・リアリー・ガット・ミー」であった。同曲は世界的なヒットとなり、イギリスではチャート1位、アメリカではトップ10を達成した。1960年代中盤から70年代初頭にかけてグループは、商業的には成功したものの批判も受けた一連のシングルとアルバムをリリースした。それらの曲およびコンセプト・アルバムはイギリスの文化 (Culture of England) およびライフスタイルを強く反映し、レイの観察による作曲スタイルは評判が高まった。『フェイス・トゥ・フェイス』、『サムシング・エルス』、『ヴィレッジ・グリーン』、『アーサー』、『ローラ対パワーマン』、『マスウェル・ヒルビリーズ』といったアルバム、及び一連のシングルは当時の最も影響力を持った作品群と考えられる。キンクスのその後の演劇風コンセプト・アルバムは以前と比べ成功しなかったが、バンドは1970年代後半と1980年代初期の復活を経験した。ヴァン・ヘイレン、ザ・ジャム、ザ・ナック、プリテンダーズといったバンドがキンクスの曲をカヴァーし、彼らのレコードセールスを促進した。1990年代にはブラーやオアシスといったブリットポップバンドが彼らに大きく影響を受けたと語っている。キンクスは1996年に解散した。原因は末期のアルバムの商業的失敗およびデイヴィス兄弟の作曲に関する緊張関係であった。

アメリカのビルボードチャート5作のシングルをトップ10に送り込んだ。また、アルバム9作がトップ40に入った。イギリスでは17曲がトップ20シングルに入り、5作がトップ10アルバムとなった。4つのアルバムがRIAAのゴールドアルバムとなる。数々の栄誉から「イギリス音楽界に対する顕著な功績」を与えたことでアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞した。1990年にはロックの殿堂入り、2005年11月にはイギリス音楽の殿堂入りを果たした。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第65位。

メンバー

中心メンバー

レイ・デイヴィス(Ray Davies = Raymond Douglas Davis, ボーカル、ギター)
デイヴ・デイヴィス(Dave Davies, ギター)
ミック・エイヴォリー(Mick Avory, ドラム、1984年脱退)

ベーシスト

ピート・クウェイフ(Pete Quaife, ベース、1969年脱退)
ジョン・ダルトン(John Dalton, ベース、1969年加入、1976年脱退)
アンディ・パイル(Andy Pyle, ベース、1976年加入、1977年脱退)
ジム・ロッドフォード(Jim Rodford, ベース、1978年加入)

キーボード

ジョン・ゴスリング(John Gosling, キーボード、1971年加入、1978年脱退)
ゴードン・エドワーズ(Gordon Edwards, キーボード、1978年加入)
イアン・ギボンズ(Ian Gibbons, キーボード、1979年加入、1989年脱退、1993年復帰)
マーク・ヘイリー(Mark Haley, キーボード、1989年加入、1993年脱退)

ドラマー

ボブ・ヘンリット(Bob Henrit, ドラム、1984年加入)